結婚するくらいなら旅行する

同級生の第二次結婚・出産ラッシュに抗いながら一人旅

シュエヤンピイ僧院とヤダナマンアウン・パヤー

7:30に目覚ましが鳴り、目を覚ますと水の音が。

「雨かぁ~。傘無くしちゃったし、朝市行くのは無理かなー」と思ってもう一眠り。
 
結局8:30に起きました。
そしたらね。
快 晴 で し た。
 
あの水の音は一体なんだったんだ…。
 
準備をして朝市に行きました。
あまり観光客はいなかったけど、地元の人で大変賑わっていました。
私はああいう場所で写真を撮るのがどうも気が引けてしまいます。
別に自分を撮っているわけではないと分かっていても、東京を歩いていて観光客の人が写真を撮っているとドキドキしてしまうのです。
だから逆にあんまり撮りたくないなと思ってしまいます。
 
市場の食品のセクションに行くと臭い。
タイのナンプラー臭とは違う、魚の臭さ。
臭いので写真も撮らず、そそくさと帰りました。
 
ホテルに戻って一服していると、ドライバーさんが来ました。
10時の約束なのに、9:30。
真面目。
しかも車の中で静かに待っていました。
声かけてくれてもいいのに。笑
 
一服したあと、私から「じゃあ行こうか」と声を掛けて、出発。
最初はヤダナマンアウン・パヤーに行きました。
 
入り口で何か旗を売っているおじさんに捕まり、旗を買いました。
入場料かと思ったけど、どうも違うようでした。
1000チャット。
きっとボラれてるんだろうけど、日本円で70円くらいなので、まぁ良いです。
旗と一緒に謎のシールをくれました。
おじさんの身振りから判断すると顔に貼るのかな?って感じでした。
まぁ貼るつもりはないのでそのまま本堂に。
 
買った旗もぞんざいにそこらへんに挿して、仏像鑑賞。

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修繕中でした。
仏像の顔が少しラオスっぽくて面白いです。
ラオスよりは統一感がない感じも多民族国家っぽくて興味深いです。
 
すると旗売りのおじさん来て、「さっきのシールどこやった?」みたいなことを聞いてきます。
ポケットから取り出すと、「こっちこっち!」と仏像に連れていかれ、これに貼るんだよ!と教えてくれました。
シールではなくて金箔でした。
おじさんは私がちゃんと金箔を貼ったか確かめに本堂まで来てくれたのでした。

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「Anywhere?(どこに貼ってもいいの?)」と聞くと笑顔で「Anywhere!」と答えてくれました。
「飛行機が二度と遅延しないようにして頂くにはどこに貼るのが良いのだろうか…」と逡巡する私。
それをジーっと見つめる旗売りのおじさん。
どこでもいっしょか!」と、金箔を適当に貼ったせいでハラハラと落ちてしまい、それをおじさんが丁寧に貼り直していました。
ミャンマーの人は親切です。
旗売りおじさんに功徳がありますように。
 
しかしミャンマーの寺は私と合わない。

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なぜ仏像を電飾で飾るのか…。
「せっかくだし近くで見るか…」と近付こうとしたら、通りがかりの人に「No woman」と言われました。確かにそんなサインが立っていました。完全に見逃していました。危ない危ない。
 
そのあとはシュエヤンピイ僧院に行きました。

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日曜日だったので小僧さんたちはいませんでしたが、猫が日向ぼっこしていたり、袈裟が干されていたりとかなり牧歌的でした。

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電飾のない仏像が逆に新鮮でした。

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本尊の前に座ってネコとしばらく日向ぼっこしていました。

中年のお坊さんと私しかおらず、とてもゆったりとした時間でした。

 

この寺の向かいに雑貨売り場があって、冷やかしで見てみました。

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このポーズは何なんだろうか…。
 
そして不思議なことに、雑貨を見ていてもお店の人が出てきません。
この手の店は、商品を一瞥しようものなら店の人がすっ飛んできてセールストークを始めますが、ミャンマーではそのようなことに出くわしませんでした。
 

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これはちょっと欲しかったのですが、何かも分からないし、聞く人もいないので結局買いませんでした。