結婚するくらいなら旅行する

同級生の第二次結婚・出産ラッシュに抗いながら一人旅

カック―遺跡

念願のカックー遺跡へ向かいました。
カック―遺跡を見る為にミャンマーに来たといっても過言ではありません。
 
道中は爆睡しました。
道が悪く、20cmくらい体が浮いて起きましたが、それ以外は結局ずっと寝ていました。
 
カックーで運転手に起こされ、寝ぼけ眼のまま入場。
最初は「予想より綺麗じゃない…」とガッカリしましたが、奥に行くにつれて彫刻が細かくなり、見ごたえが出てきました。

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川風が吹いて気持ちよく、仏塔にぶら下げられている風鈴が鳴ると、とても心地よい気持ちになりました。

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観光客が多かったのが残念でした。
途中、iPadで日除けしているモダンなお坊さんに遭遇しました。
このお坊さんが、まぁ目鼻立ちの整ったイケメンさんで、「あとで写真撮ってもらおう」と思っていたら見逃してしまいました。後悔。
 

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仏像の前にはショットガンを持った警察が警備しています。
仏像を守るミャンマー人の気概を感じました。
 
一通り観光をして、カックーから出ようとすると、「入場料3ドル」と書かれた看板が見えました。
寝ぼけていて完全に見逃していました。
しかし止められるわけでもなく、係りのおじさんは椅子に座って「払うならどうぞ」くらいの感じでした。
結局払わずに出ました(すいません)。
 

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何かを凝視するパオ族のみなさん。

 

ドライバーさんは真面目に私が出てくるのを待ってくれていました。
シェムリアップで雇ったトゥクトゥクのドライバーは、私に「この山に登ってこい」と言って、自分は昼寝していました。
ちなみに私はその山で危うく遭難するところでした。
ミャンマーの人は真面目です。
 
お腹が空いたので近くのレストランに入りました。
両替したチャットが余り過ぎていたので運転手にも「一緒にどう?」と誘ったのですが、「僕は大丈夫です」と言って聞きませんでした。
プノンペンで雇ったトゥクトゥクのドライバーは「一緒にご飯食べようよ!」と言ってきたのに。
ミャンマーの人は真面目です。
 
レストランはパオ族の人が働いているようでした。
私は普段から食に興味がなく、現地特有のものを食べたいというこだわりもないのでどこにいっても白米と鶏肉料理を食べます。
運ばれてきた料理を見て思いました。
「残飯かな?」

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グリルした鶏肉に、とろみがある野菜炒めを乗せた料理でした。
見た目とは裏腹に、これがとても美味しかったです。
食べ物の写真は基本撮らない私ですが、美味しかったので撮りました。
刻んだショウガと、鶏肉のいい感じの焦げがアクセントになって、本当に美味しかったです。
ご飯も、いわゆるタイ米が嫌いではない私にとっては美味しかったです。
アイスコーヒーも美味しかった。
お代わりしてしまいました。
チップ込みで12,500チャットでした。
レストランの人たちはすごく英語が上手でした。
優しい声色でとても良い接客をして頂きました。

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道中、お坊さんをすし詰めに乗せたトラックが見られたり、これから屠られるのであろう豚を一頭乗せたバイクを見たり。
「東南アジアだなぁ」と思いました。
 
帰る途中にドライバーに「インレー湖寄れる?」と聞いてみました。
本当は明日の朝行こうかなと思っていたのですが、今日帰ってもやることないしと思ったのです。
ドライバー笑顔で「オッケー」と言って、見事にホテルに帰ってきてくれました。
ホテルの人に事情を説明したら「今からインレー湖観光は無理だよ」と言われてしまいました。
聞いてみたら明日の朝も難しそうだとのこと。
首長族を見られないのは残念ですが、お寺はもう良いや…って感じなので諦めました。
 
「時間がもったいないなぁ」とは思いましたが、この後、見事にお腹が下り始めたので結果オーライでございました。