香港→シンガポール→ヤンゴン
香港からシンガポールに到着。
正直、シンガポールは興味が湧かなさ過ぎて、乗り継ぎがなければ一生降り立たなかったかもしれない。
そしてシンガポール空港での記憶は疲れでボヤ―っとしている。
アサインされたシートはエコノミークラスの一番前の席。
「うぇーい!足伸ばせるー!」
速攻で寝る私。
しばらくして機内食の匂いで起きました(いやしんぼ)。
ここで謎の告白をしますが、私、飛行機乗っている間、ものすごいおならが出るんですね。
気圧の関係か知りませんけど、止まらないんですね。
しかもエンジン音を良い事に我慢しないんですね。
だからいつも隣の人に心の中で謝っているんですね。
機内食がどんどん運ばれる中、最前列に座った私(完全に寝ぼけている)と、隣のおじさん(あまり飛行機に慣れてなさそう)は「テーブルどこにあるんだろう?」状態で二人でガチャガチャしてたんです。
CAさんが気付いて「テーブルはここだよ」って教えてくれました。
おじさんも無事テーブルを広げられて、二人で安堵の笑顔を交換。
ここで芽生えたかすかな連帯感。
それは私のおならへの罪悪感に拍車をかけました。
「こんなににこやかなおじさんが、ずっと私のおならを吸引しているんだ…」と思い、いたたまれなくなりました。
機内食は何が出たかよく覚えてないのですが、デザートがスイカとリンゴのカットフルーツだったんですね。
私はスイカ嫌いだし、リンゴもあんまり好きじゃない。
見ると、隣のおじさんは美味しそうにスイカとリンゴを頬張っています。
「私の分も食べる?」と聞くと、おじさんはニッコリして「シェイシェイ」と言いました。
いや、おじさん、スイカとリンゴでそんなに喜ばないで…。
それと引き換えにおじさんは…。
私こそ「謝謝」だよ。ごめんね。