結婚するくらいなら旅行する

同級生の第二次結婚・出産ラッシュに抗いながら一人旅

夜行列車でガヤまで

さて、無事に電車に乗れた私たちは自分たちの席を探します。

ちなみに座席クラスは2Aでした。

キョロキョロしていると、おじさんに「何番?」と聞かれたので「28番と30番」と答えると「それなら隣だよ」と教えてもらいました。

お姉さんと離れた席だったので、周りの人が「交換しようか?」と聞いてくれました。

どうせ寝るだけだったので「ありがとう、大丈夫です」と言ってシーツをひいて寝る準備。昼寝あれだけしたのにもう眠い。

 

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隣の席のおばさんに「ちょっと水くれる?薬飲みたいの」と言われ、若干引く私。

え…買ったばかりで私も飲んでないのに…。

とはいえ断れないのであげると、口をつけないでガーっとスポーツ選手飲みしてました。

この後気付いたけど、街中とかで見ても水はシェアが一般的なようで、みんなペットボトルに口をつけないで飲んでました。

その後も周りの人みんなに「どこに行くの?へー仏教徒?」とか聞かれたりして楽しかったです。外国人が私たちしかいなかったので面白かったらしい。

 

横になって電子書籍を読んでいたらすぐに眠くなりました。

ゆっくりとした幅の大きい電車の揺れが心地よかったです。

 

次の日、誰かが音量マックスで見ているニュースの音で目が覚めました。

私が起きた途端音量下げてました。感覚が日本と真逆で面白い。

寝返りをうつと視線の先にイケメンが。

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朝から幸せな気分になりました。ナマステ。

ちなみにお姉さんの方は、おじさんから熱視線を送られていたらしい。

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そんなことよりここはどこ?!と正気に戻った私が飛び起きて、近くにいたおじさんを見たら「ここはガヤじゃないよ」と教えてくれました。

インド人のおじさんて、言葉で聞かなくても他人の雰囲気だけでその人が必要としているものが分かるスーパーパワーがあると思います。

旅行中、本当にこういうおじさんにたくさん助けられました。

そのおじさんもガヤで降りるようで、ガヤが近付いてきたら「そろそろだよ」と教えてくれました。

アナウンスも何もないので、このおじさんがいなかったらどうなってたことやら…。

もしインドに行かれる場合は、周りの人に行先を伝えておいても良いかもしれません。

さて、そんな親切なおじさんでしたが、下車の際に荷物がデカすぎて通路に挟まり、うしろが大渋滞を起こす、という失態を犯していました。

私が後ろから押してみんな無事下車出来ました。

おじさんは颯爽とどこかに行ってしまって、お礼を言う暇もありませんでした。

おじさん、ありがとう。