天津についたは良いけど…
予定よりちょっと早めに天津に到着しました。
今までの中国経験は、北京での乗り換えしか体験しておらず、横目で見た入国審査は長蛇の列でした。
天津はそんなこともなく、入国カードもぞんざいに置かれ、そのぞんざいさ故に見過ごしていた私は入国審査の列の前でウロウロ。
完全に不審人物です。
特に注意も受けず、かと言って助言も受けず、自力で入国カードを見つけて記入する私。
するとおばさんが中国語で話しかけてきました。
「おぅ。ノーチャイニーズ」と返答すると「ちっ!役に立たないわね!」という雰囲気で立ち去っていきました。
入国審査は至ってシンプル&スマートで「いつ帰るの?」と聞かれて、指紋と写真撮影で終了。指紋をとる説明は日本語で流してくれました。ここらへんはアメリカより親切。
入国審査を抜けるとバゲージクレイムです。
大量の荷物を持った中国人が列をなしています。
ここは横入り出来る空気ではなかったので、ちゃんと最後尾に並びました。
例外なくみんな荷物をX線にかけられます。
あまり大量にタバコとか持っていると引っ掛かるのかもしれないので注意です。
見た感じ止められた人はいなかったけど。
そしてついに中国入国であります。
空港は共産主義国の常で電灯は暗めです。
とりあえず外に行って一服。
中国では女性はあまりタバコを吸わないらしく、かなり見られました。
さて、現金が必要です。
空港内に戻っても良いけど、入場するのにX線検査があります。
「駅行きゃATMあんだろ」と軽い気持ちで駅に向かいました。
しかし、案内板通りに進んだのにも関わらず、駅がない。
しょうがないので空港内に戻りました。
すぐそこにATMを発見。
が、VISA、JCBともに「非対応です」と吐き出されてしまいました。
ATMに貼ってある「VISA」「JCB」のシールは何なんだよ!と毒づき、「もういいや。とりあえず駅に行きゃ何とかなる」と駅に向かいました。
空港内から駅へ行くのはすごく簡単です。
が、めちゃくちゃ広い。
着いた頃にはヘロヘロ。そして若干遠目で気付いてたけど、ATMはありませんでした。
そこら辺にいた警察に「ATM!!」と聞いても要領を得ず。しょうがないので「ATM」と空中に書いてやっと伝わりました。「3階にあるよ」ってことなので出発ターミナルまで逆戻りです。
ATMは向かって左側に各銀行のものが並んでいます。
とりあえず手前のものからスタート。
1台目: VISA × JCB×
2台目: 同上
3台目: 同上
「お金が…下ろせないYO( ´△`)」
と不安になり周りを見ると、さらに奥にATM発見。そしてやっとこさ!700元を下ろせました(〃´o`)=3
お札のシュババババババという音に、こんなに安堵したのは初めてです。
さ、お金も下ろしたし、電車に乗ろう!
再度果てしない距離を歩き、駅に到着。
漢字は日本のものとは若干違いますが、雰囲気で買えます。ここらへんはあまり気負わなくても良いと思います。
注意してほしいのは、高額紙幣が使えないこと。
私は700元を100元7枚で持っていたので、結局券売機では買えませんでした。
改札脇に有人券買窓口があるので、そこで買います。お姉さんに行きたい場所を伝えるだけでOKです。
お釣りとコイン型のトークンを受け取ります。確か、最初に荷物検査があって、改札だったような気がします。
トークンは乗車するときはSuicaみたいにタッチ、降車時は専用の場所に入れます
そんなに気負うこともないと思いますが、不安な人は改札の横に立って、みんながどうやっているか見ても良いと思います。何故なら誰も気にしないから。
日本の駅で改札横に人が立って凝視してたちょっと怖いけど、中国の人は全く気にする様子がありませんでした(実際やった人)。そして要領を得たら、普通に割り込んで改札を通れば良いのです。
薄々お気付きかと思いますが、この時点で「あれ?中国楽しすぎない?」状態でした。
さて、電車に乗ってホテルまで向かいます。