雍和宮
当初の北京1日目の予定は
① 頤和園
② 牛街で羊肉ランチ
③ 天壇
④ 雍和宮
⑤ 天安門
だったのですが、これはあくまでも7時の新幹線に乗っていたら、の話でした。
結局北京のホテルで荷物を置いたりなんだりしていたら12:30になっていました。
頤和園と牛街は諦めることにして、天壇と雍和宮、どちらに行こうか迷いました。
どちらも閉園時間が早めで、史跡はじっくり見たい私にとって、2つ行くのは到底無理なお話なのです。
迷った挙句、お寺巡りが好きなので雍和宮に行くことにしました。
北京にあるチベット仏教のお寺です。
灯市口まで歩いていき、Line 5に乗って雍和宮駅で下車。
そこからは観光客の流れに乗っていけば着きます。
入場して一番奥にあるチケット売り場で入場券を購入し、荷物検査と身体検査を受けます。
ライターは没収されますが「あとで返せるよ」と言われました。
入場すると、少し金閣寺を彷彿とさせる参道が続きます。
中に入ると、カラフルなお堂がいくつも並んでいます。
最初は「こんなもんか」と思っていましたが、ここはもう、仏像が素晴らしくツボでした。
ミャンマーの大味な仏像とは違って、日本に近い仏像の作り。
「これこれ!」と興奮する私。
こういう細かいところをジーっと見てるのが好きです。
ちなみに堂内では撮影禁止だったみたいです。
白人観光客が撮っていたので「撮っても良かったんだ~」と撮っていたら、僧がニュッと現れて、怒られました。ごめんなさい。
メインのお堂とは別に、左右にもお堂が並んでいるのですが、そこに鎮座されている仏像がまぁツボでツボで。
ただ、保存のためにガラスケースに入れられているのですが、そのガラスケースが汚くて、角度を変えないと見えづらかったりします。
また、熱心に膝をついて参拝する人が後を絶たないので、その人たちの邪魔にならないように仏像鑑賞をするのは少し大変でした。
特に大きな菩薩(多分)がすごく美しかったです。
大きいけれど、威圧感はなく、ただひたすらに美しかったです。
正面からはもちろん、横顔も美しかったです(3回目)。
そして一番大きな仏像。
18mの仏像は壮大でした。
とにかく、仏像好きにはたまらない場所でした。
天壇ではなくて、雍和宮に来て良かった~と思いました。
ちなみに、こういうのがいたる所に置いてあって、
後で知ったのですが、これを一回回すとお経を一回読んだことになるらしいです。
お経はたくさんありますからね。
でもこの手のものでいうと、転読が一番面白いと思います。
隅々まで雍和宮を堪能して帰路につきました。
そこで気づいたのですが、出口と入り口が別になっており「返せるよ」と言われたライターが返してもらえない。
しょうがないので入り口に戻って、先ほど「返せるよ」と言ったお姉さんに「ライター!ライター!」と伝えると「あぁライターね。こっち来て勝手に取って」みたいなことを言われました。
身辺検査は一切なしでした。この辺のゆるさが大陸っぽいなぁと思いました。
そのあとは周辺にある仏具店を冷かしたりしてカフェでお昼を食べました。